毒親の支配下にある子どもは自己肯定感が育たない

 

こんにちは。

家族問題解決専門カウンセラーの鈴木悦子です。

 

常に自分に自信が無かったり、他者を優先してしまったり、他者に依存しがちになってしまったり。

 

これらはいわゆる「自己肯定感」が低いことから起こっています。

 

自己肯定感が低いと生きていくうえでの軸がブレてしまいデメリットも多く、自分にダメ出しをするクセがつくなど良い気分となるものではありません。

 

人生において様々なデメリットが浮き彫りとなる自己肯定感の低さ。

 

しかし、いったいなぜ?自己肯定感の低さは生まれてしまうのでしょうか。

 

毒親との家庭環境が大きく左右してしまう

 

自己肯定感が低く、なかなか自分に自信が持てないのはいわゆる「毒親」との家庭環境が左右していることが多いようです。

 

毒親というのは子どもに対して真摯に愛情を注いでいなかったり、逆に偏った愛情を注いでいたり、他の子どもと比較したり、失敗による強い批判をしたりと、すくすくと自由に育つことを無意識で阻害する傾向にあります。

 

自由を阻害されて育った子どもは当然のように自信を持てなかったり、自分と他者を比べてしまったり、誰かに依存しがちになってしまうといった性格になりやすいものです。

 

また、他者の目を気にすることも多く、仕事であれプライベートであれ堂々と自分を出すことが難しくなってしまいます。

 

生きていくうえでこのようなことが積み重なれば、生きづらさを感じやすくなるのは当然ですよね。

 

子どもの自己肯定感を下げる毒親の特徴とは?

 

毒親の子育てというのは一般的に見たとき何かしら歪んでいることが多く、子どもの成長に多大な影響を与えます。

 

また、毒親自体は自分の子育てが歪んでいることに気がつかず聞く耳を持たないので、どんどんと偏ってしまうんですね。

 

そんな、子どもの自己肯定感に影響を与える毒親の特徴とは、

 

・子どもを褒められない

・子どもに自己中心的な期待を持つ

・子どもの気持ちや考えを否定する

・虐待を教育の一環だと思っている

・他の子どもと比較して責める

・失敗に対して強い批判をする

・子どもの声を聞かない

 

大きく分けてこのような特徴があります。

 

上記すべてに該当するわけではありませんが、所々このような特徴を持つ親は多いものなんですね。

 

トータルで見ると、子どもの痛みに鈍感、わからないことが大きな原因と言えるかもしれません。

 

自己肯定感を高めるにはどうすればいいのか?

 

人生を生きやすく彩り良いものにしていくため、自己肯定感を高めていくのはどうすればいいのでしょうか?

 

自己肯定感を高めるには色々な方法がありますが、おすすめの方法としては、

 

【 自分自身への感謝日記 】

 

が個人的に良い方法だと思っています。

 

自己肯定感が低いと自分に対してダメ出しはあれど、感謝はなかなかできないものです。

 

そこであえて自分に対し、一日のなかで感謝できることを探し感謝を綴っていく、という日記なんですね。

 

自分に対して感謝を探すのは難しいと感じるかもしれませんが、人間は慣れの生き物であり、何度かトライしていくうちに慣れていきますので。

 

感謝日記の書き方、方法としては、

 

1、小さなことで良いので毎日自分への感謝を見つける

2、自分への否定的、批判的なことは一切書かない

3、「今日は会社で上司から褒められました。仕事が出来た自分に感謝」「道端にお財布が落ちていたので交番に届けました。届けた自分に感謝」など、最後に感謝という言葉で締めくくる。

 

というような感じですね。

 

大切なことは途中で投げ出さず、毎日自分への感謝を見つけ、それを書き綴っていくことです。

 

この日記を続ければ続けるほど自分に対する愛情が増えていき、少しづつ自信も定着していくでしょう。

 

終わりに

 

自己肯定感が低いと自分への影響はもちろん、周囲へもあまり良くない影響を与えてしまいます。

 

また、自己肯定感を高めていくことで心にも余裕が生まれ、自分だけではなく周囲への感謝も湧き上がるようになります。

 

毒親の影響で自己肯定感が低く育っても、それを高くすることはいつからでも出来ることです。

 

ぜひ今からでも自己肯定感を高め、彩りある素敵な毎日を過ごしていきましょう。

 

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