魔の2歳児を乗り越える!イヤイヤ期の攻略法とママの心の保ちかた

 

こんにちは。

家族問題解決専門カウンセラーの鈴木悦子です。

 

「イヤ!」

「自分でやる!」

「まだ遊ぶー!」

 

子育てにおける「魔の期間」、2歳になった我が子の“イヤイヤ”に、毎日ヘトヘトになっていませんか?

 

食事も着替えもお出かけも、もうなにもかもがスムーズに進まない。

 

ちょっと注意すると泣き叫び、寝かしつけてもすぐに起きる・・・。

 

子どもに振り回されてしまい、自分の感情がコントロールできなくなりそうな日もありますよね。

 

けれど、この“イヤイヤ期”は一時的なもの”であり、必ず終わりがきます。

 

それまでの間、少し見方を変える工夫や視点を変えてみることで、子どもの行動が理解できるようになり、ママ自身の心もぐっとラクになります。

 

今回は、2歳児のイヤイヤ期がなぜ起こるのか?イヤイヤ期への具体的な対処法、ママの心のケア、そして家族との協力のコツまでを丁寧に解説します。

 

魔のイヤイヤ期を乗り越えるため、今回お伝えすることがなにかしらのヒントになると嬉しいです。

 

イヤイヤ期ってどんな時期?2歳児の発達と心の背景について

 

2歳前後の子どもというのは「自我」が芽生える時期と言えるでしょう。

 

それまで親の言うことに従っていた子どもが、急に「イヤ!」と自己主張を始めるのは、実はとても自然なことです。

 

自分の意思を持ち始め、

 

「なんでも自分でやってみたい」

「思いどおりに動きたい」

 

という気持ちがどんどん強くなっていくんですね。

 

この時期の子どもは言葉でうまく説明できません。

 

その代わり、かんしゃくを起こしたり泣きわめいたり強く抵抗することで、自分の気持ちを表現します。

 

大人の目には「かんしゃく」「反抗」に見えても、実はそれは成長の証。

 

子どもが心と身体を育てるためにはとても必要となるプロセスなんですね。

 

「魔の2歳児」と呼ばれるのは、まさにこの“自立の第一歩”のエネルギーが爆発しているから。

 

ちょっと視点を変えると、それはぐんぐん成長している証ともいえるものです。

 

強く振り回されないために~イヤイヤ期をラクにする5つのコツ~

 

1つ目のコツ:子どもの“選びたい気持ち”を尊重する

 

たとえば着替えにしてもママがさっさと決めるのではなく、

 

「赤い服にする?それとも青い服がいい?」

 

など2択で選ばせると子どもは自分で決められたと感じ、納得しやすくなるんですね。

 

これは一見自由を与えつつも、ママが状況をコントロールできるという形です。

 

2つ目のコツ:「○○したら××しようね」で見通しを持たせる

 

「ごはんを食べたら公園に行こうね」

 

など、このように伝えることで子どもは次の行動が見えやすくなり、今やるべきことに集中しやすくなります。

 

「○○したら××しようね」という前もった予告というのは安心感を与える大事なスキルと言えるでしょう。

 

3つ目のコツ:「イヤ」を否定しない、共感のひと言が効果的

 

「イヤなんだよね」

「自分でやりたいんだね」

 

と、子どもの気持ちを一度受け止めることで、子どもは理解されたと感じて落ち着きやすくなります。

 

ちょっとしたことでも気持ちを汲んであげる、「イヤ」という気持ちを否定しない。

 

こういった共感のひと言は最終的にママ自身を助ける働きがありますので、まさに魔法のような力を持っています。

 

4つ目のコツ:時間と心に“ゆとり”を持つスケジュール管理

 

どのご家庭もそうですが、朝の時間帯はどうしてもバタバタしてしまいますよね。

 

朝の支度などもうまく時間管理をし、少し早めに動き出すことで子どもがイヤイヤをしても慌てずに対応できます。

 

逆に大人の都合で急がせると、かえって子どもも不安定になり、イヤイヤが増してしまう可能性も。

 

5つ目のコツ:うまくいかないときは「引いてもOK」なスタンスを持つ

 

どんなにがんばって立ち回っても、なんかうまくいかない日ってありますよね。

 

普段であれば比較的穏やかな気持ちで子どもに接することができても、なんかうまくいかない日はついつい感情的になってしまうこともあるでしょう。

 

そんなときは無理に対応しようとせず、一度距離を置く・場所を変える・ひと呼吸おくなど、気分を切り替える工夫も大切です。

 

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「もう無理…」と感じたら。ママの心を守るセルフケア習慣

 

ママだってひとりの人間ですから、どうしても自分の感情が爆発しそうになることもありますよね。

 

イライラしてしまうのは当たり前。疲れた日は休んでいいし、つい怒鳴ってしまったとしても、自分を責めなくても大丈夫。

 

「ちゃんと育てなきゃ」と頑張りすぎるよりも「笑顔でいられる母でいよう」と心を緩めることのほうが、子どもにとっても安心につながります。

 

・好きな音楽、癒しの曲を聴いて気分転換

・ちょっとだけ、ひとつまみ甘いものを食べる

・5分だけひとりで深い呼吸をする

・古新聞などいらない紙を思い切り破いてストレス発散

 

このような小さなこと、気分を切り替える方法で心がふっと軽くなることがあります。

 

また、ストレスを溜め込まないためにも夫や友人とのおしゃべり、SNSでの発信、気持ちを吐露するカウンセリングなど、発散したり吐き出す場所を持つことも、心の健康にはとても大切です。

 

夫や家族のサポートで「孤育て」から抜け出すには

 

いまの時代、子育ては一人で抱えるものではありません。

 

ママが限界を感じる前に、家族や親しい知人の協力を得ることはとても大切です。

 

一番近い存在である夫には、できるだけ手伝ってほしいものですよね。

 

男性である夫には曖昧に「手伝って」ではなく、責任を共にするような「一緒に育てていこうね」と声をかけるほうが、より主体的に動きやすくなります。

 

また、「この時間だけお願い」など、具体的なお願いの仕かたも有効ですよ。

 

“頼ること”は決して弱さではありません。むしろ、あなたが無理をしすぎないための“強さ”であると言えるでしょう。

 

おわりに

 

イヤイヤ期というのは、子どもが自立へと一歩踏み出すために必要な過程です。

 

ママにとっては試練のように感じる日々でも、ほんの少し視点を変えてみることで、子どもとの関わりかたはぐっとラクになります。

 

どんなときでも子育てに完璧はありませんし、完全にこなす必要はありません。感情的になってしまう日があっても大丈夫。

 

子どものそばにいてあげる、喜怒哀楽を共にするだけでも、子どもを大切に思う立派な愛情表現ですよ。

 

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