面倒くさいママ友に振り回されないための上手な付き合いかたとは?

 

こんにちは。

家族問題解決専門カウンセラーの鈴木悦子です。

 

子育てをしていくとき、何かしらのタイミングで様々な関係が育まれていく、いわゆる“ママ友”。

 

お互い子育てしている同士、いろんな相談や困りごとを通じ、関係性が深まっていくことは多いものです。

 

ですが、どんどん関係性が深まっていくと「なんだか最近、面倒くさいと感じる・・・」という気持ちが芽生えてくることも。

 

「なんかまた、LINE来てる・・・」

「誘いを断っちゃうと、次会ったとき気まずいしなぁ・・・」

 

そのように、お互いの距離感が縮み近い関係性になったとき、いかなるときでも自分の世界に浸食してくることに対し疲れてしまうこともあるでしょう。

 

必要以上に干渉してきたり、他人の噂話ばかりしてきたり、など・・・。

 

いくら「子どものため」と思っていた関係も、いつの間にかストレスのもとになっていることも少なくないものですよね。

 

今回のお話では、

 

✔ ママ友に振り回されないコツ

✔ 自分らしく人間関係を築くヒント

✔ ストレスを抱え込まずに過ごす考えかた

 

などを知り理解していき普段の生活に活かせるよう、心穏やかになるヒントをお届けしますね。

 

なぜ「面倒くさい」と感じるの?ママ友ストレスの正体

 

「ママ友」とは、あくまで“子どもを介した関係”ですよね。

 

にもかかわらず、なぜ私たちはその関係に振り回されてしまい、疲れを感じてしまうのでしょうか?

 

その理由のひとつとして、

 

“距離感のあいまいさ”

 

というのがあるんですね。

 

心からの友達というわけでもなく、親戚でもなく、でも定期的に顔を合わせないとならない相手・・・それがママ友です。

 

このような関係では、

 

・なにかを断ったら気まずくなるかも

・悪く思われたくない

・子ども同士の関係に響いたらどうしよう

 

といった不安が生まれやすく、相手に合わせ過ぎてしまうことで心がすり減ってしまうんですね。

 

また、夫婦共働きであったり普段の家事育児などに追われる毎日のなか、ただでさえ気持ち的にも肉体的にも余裕がないのに、相手の顔色を伺いながら接していくことは強烈なストレスになってしまいます。

 

ママ友との付き合い方に“正解”はなく、大切なのは自分にとってのちょうど良さ

 

つい子どものためと思ってしまい「いいママ友関係を築かなきゃ」とがんばってしまうこともあるでしょう。

 

ですが本来、ママ友との関係は“義務”ではありませんし、ましてや“強制”でもありません。

 

ママ友との適度な距離感を保つうえで大切なのは、自分自身が無理なく付き合える関係性をつくることなんですよね。

 

誰にでもフレンドリーである必要は一切ありませんし、毎回のランチ会などに参加しなくても問題ありません。

 

たとえばですが、

 

・ 距離を取りたい人とは「挨拶+軽い会話」程度にとどめておく

・LINEグループは必要最低限の通知だけ見るようにする

・ 愚痴や悪口が多い人には深入りしないようにする

 

といったように、自分の中で、

 

「ここまでならOK」

「これ以上はNG」

 

といった線引きをすることが、自分を守る大きなカギとなります。

 

線引きは最終的に自分自身のメンタルの安定にもつながりますので、苦痛にならない線引きを考えてみましょう。

 

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メンタルを安定させる“心の距離”を保つ3つのコツ

 

① 距離感のバロメーターは「心のざわつき」

 

会話のあとで疲れがどっと出てきてしまったり、どうにも返信が億劫に感じてしまう、など。

 

そのような相手とは多くの場合、適切な距離が取れていないことが原因となります。

 

「なんだろ・・・この人と話すとなんとなく疲れてしまう」

 

そんな感覚を、心のなかに芽生えている気持ちを無視しないであげてくださいね。

 

「嫌い」とはまた違いちょっと一線置こうかな、と、自分の気持ちを大切にしていきましょう。

 

②自分なりの“やんわり断る”表現を持っておく

 

誘いやお願いを断るのが苦手な方におすすめなのが“クッション言葉”を使った返答です。

 

・いまちょっとバタバタしてるので

・最近家のことが忙しくて、また落ち着いたら連絡するね

・ごめんね、また今度ゆっくり話そう

 

など、柔らかく距離を置く言い回しを覚えておくと、いざというときに役立ちます。

 

それでもなかにはグイグイ入ってくる人もいるでしょう。

 

それでも焦らず、曖昧な言いかたではなく多少強めにクッション言葉を使い、自分を優先させることがとても大切です。

 

③ 「何でも共有しすぎる」ことをやめる

 

ママ友との付き合いで疲れやすい人は“何でも相手と共有しすぎる”といったことが挙げられます。

 

家計のこと、夫の愚痴、家族の予定、などなど・・・こうしたプライベート情報はできるだけ“開示しすぎない”ことがポイントなんですね。

 

情報を多く渡すほど、共有してしまうほど相手との関係性は密にとなります。

 

それによって求められる距離も近くなってしまうので、自分を守るためにはほどほどの共有を守ることも必要です。

 

おわりに

 

今回は「面倒くさいママ友に振り回されないための上手な付き合いかた」をテーマにお話ししてきました。

 

ママ友との密な関係は、子育て期に限定されたご縁であることも多いものです。

 

だからこそ、無理せず、疲れすぎず、「ちょうどよい距離感」を見つけることが最終的に身を守ることにつながり、心の安定につながっていくんですね。

 

今回のお話が、なんとなくつらくなってしまうママ友との関係性を変えるきっかけになれば嬉しいです。

 

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