良好なパートナーシップでも起こる後悔とその乗り越えかたとは

 

こんにちは。

家族問題解決専門カウンセラーの鈴木悦子です。

 

私たちが日々生活している中で、後悔してしまう瞬間ってつきものかと思います。

 

特に、パートナーシップにおいてはいくら仲睦まじくても選択肢の1つ1つが大きな影響を与えるため、

 

「そんなはずじゃなかった・・・」

 

と後悔の気持ちが生まれることもありますよね。

 

例えばですが、、最初は気乗りしなかったけれどパートナーの意見に合わせて何となく決めたこと、後から

 

「これでよかったのかなあ・・・?」

 

と振り返って後悔してしまうことってあるかと思います。

 

あるいは、少し時間をかけて考えて決めたことでも、時間が経ってから、

 

「もしかしたら違う選択肢があったかもしれないな・・・」

 

と感じることもあるでしょう。

 

今回は、そんなパートナーシップ上における後悔というものについてお話していこうと思います。

 

後悔の種類とその心理的背景とは

 

パートナーシップにおける後悔には、実はいくつかのパターンがあります。

 

パートナーに合わせた結果の後悔

 

最初は自分の気持ちや意見を伝えたかったのに、パートナーに遠慮して自分を後回しにしてしまうことってあります。

 

こころ裏腹に自分を犠牲にしてしまいパートナーに合わせることで、後々、

 

「本当は自分が望んでいたのはこれじゃなかった・・・」

 

と気づくことってありますよね。

 

自分の気持ちを抑えてまでパートナーに合わせてしまうと、後悔する確率が高くなってしまうかもしれません。

 

しっかり考えたはずの選択の後悔

 

パートナーとの信頼関係や良好な関係性を築くため、2人で話し合いじっくりと考えて決断したことでも、

 

「あの時選んだ選択肢は本当に正しかったのだろうか?」

 

と後になって疑問が湧いてくることもあるんですよね。

 

このような場合、選ばなかった人生を想像してしまい、そこに、

 

「もしあの時違う選択をしていたら、もっと良かったのでは?」

 

という幻想や妄想が膨らんできてしまうことがあります。

 

いくら時間をかけてじっくり2人で決めたことでも、考え過ぎてしまうと後悔の種となってしまうかもしれません。

 

パートナーシップにおいて後悔の感情が生まれる瞬間

 

パートナーシップにおいて後悔が大きくなる瞬間ってどんなときでしょうか。

 

それは、何か大きな決断をした際に、いま選んだ決断が間違っていたのでは?と感じ、過去の選択肢を振り返ってしまうときです。

 

こういうときって「あの時こうしておけばよかった」と自分を責めることが多くなってしまい、最終的には自分の選択が「失敗だった」と強く感じることがあります。

 

生まれてしまった後悔とどう向き合っていくか

 

そんな時に大切なのは、「後悔をどう受け入れるか?」なんです。

 

視点を変えると後悔の感情って、実は私たちパートナーになにか大事なことを気づかせてくれるものでもあります。

 

ですが、あのとき選ばなかった選択肢が「理想的だった」と幻想や妄想を膨らませてしまうのは、気分を悪くしてしまう原因になります。

 

実際、どのような選択にも良い面と悪い面は必ずあるものです。

 

良い選択だったと思っても、しばらく経ってからちょっと違うかも・・・と感じてしまったり。

 

悪いと思っていた選択が時間の経過とともに、「この選択で正しかったのかもしれない!」と気持ちが改まったり。

 

例え後悔したとしても、その選択が悪かっただけではないこと、何かしらの気づきにつながる可能性があることを理解するのが大切です。

 

意識を切り替えることの大切さ

 

何を選んでも、どのような選択をしても、プラスの面ととマイナスの面があります。

 

だからこそ、後悔した選択を振り返った時は、その選択のプラスの面に意識を向けてみることが大切なんですね。

 

選んだ選択の良い面を見つける、意識してみることで気持ちが少し楽になったり新しい気づきが生まれるかもしれません。

 

後悔の念を消すための実践方法

 

 

意識を切り替えること、違う意識に目を向けて集中することは簡単ではありません。

 

無理に「前向きに考えよう」「ポジティブにいこう」とすると、逆にストレスが溜まってしまう可能性があるんですね。

 

そんなとき、まずは、その後悔の感情をしっかりと吐き出してみることが大切です。

 

信頼のおける友人や知人に話す、日記に書く、ブログに書く、心の中で自分に語りかけてみる・・・など、どんな方法でも構いません。

 

誰かに話すこと、何かに書き出してみることで自分の感情を整理するができ、少しずつこころが軽くなるでしょう。

 

生まれてしまった後悔の感情に対して無理に戦うのではなく、まずはその感情を認め、受け入れて、次に進む力を見つけることが重要と言えるでしょう。

 

終わりに

 

人間は毎日の生活のなか、24時間というサイクルのなかで数百、数千とも言える感情を感じています。

 

感情というのは数秒ごとに切り替わり、時として今回のような「後悔」という感情も表に出てくるかもしれません。

 

そんなときは、こころや気持ちを軽くするため、最後にお話した実践方法を試してみて欲しいな、と思います。

 

こころや気持ちを軽くする、嫌な感情を吐き出す習慣を持つことで、ホッとリラックスできる時間が増えるでしょう。

 

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