心と身体を健やかに保ちより良いパートナーシップを築くには

 

こんにちは。

家族問題解決専門カウンセラーの鈴木悦子です。

 

パートナーシップ、いわゆる夫婦関係は年齢を重ねていけばいくほど距離が遠くなることがあります。

 

昔は仲睦まじかった夫婦関係も長年喜怒哀楽を共にしていくことで関係性も変化し、ちょっとしたことが許せなかったりカチンときたり、相手の嫌な面ばかり目につくことは多々あります。

 

「亭主元気で留守が良い」

 

というちょっと皮肉が混じった言葉がありますが、一緒にいる時間が長ければ長いほどストレスに変化していき、あまり良い空気感ではなくなってしまうんですね。

 

ですが、やはり家庭というのは癒しの場所でもあるので極力ストレスの無い環境が望ましく、どのようにそれを手にしていけば良いのか?難しい部分もあるでしょう。

 

パートナーシップで起こるストレスを解消し、心身ともに健やかに過ごしていくにはどのような方法があるのでしょうか。

 

心身の状態は呼吸から始まる

 

普段の生活において「呼吸」を意識することは少なく、あえて「呼吸」に目を向けることもありませんよね。

 

しかし、普段から何気なくしている「呼吸」というのはやり方によって心身を健やかに保ちパフォーマンスを上げ、ストレスを感じにくくするという特性もあるんですね。

 

人間が生きていくうえで欠かせないものは大きく分けて3つあり、それは「呼吸」「水」「睡眠」です。

 

人間の身体の70%くらいは水分で出来ていますので「水」は欠かせません。

 

また、「睡眠」によって身体は日常で溜まっていく身体や脳の疲労感をクリアにし、調子を整えます。

 

そして、「呼吸」というのは身体に必要な酸素を取り入れる動作ですので、上手な呼吸を取り入れることで細胞が活性化し免疫力も上がり、心身を健やかに保つ働きがあります。

 

ではいったい、普段からどのような呼吸を意識すれば良いのでしょうか。おすすめの方法としては、

 

「8:6:2呼吸法」

 

という少し特徴のある呼吸法がおすすめです。

 

「8:6:2」という数字にも大きな意味がありますので、やり方含め解説をしていきましょう。

 

心身のパフォーマンスを上げる「8:6:2呼吸法」とは

 

今回お伝えする呼吸法の肝となるのは「8:6:2」という数字であり、この数字はそれぞれ息を吐く、吸う、止める、という動作の秒感覚を表しています。

 

実際のやり方ですが、

 

1、まずはイスもしくは床に座り、背筋を伸ばし姿勢を整えます

2、姿勢を整えたら肺からすべて吐き出すイメージをしながら息を全て吐き出します

3、息をすべて吐き出したら今度は6秒かけてゆったりと息を吸い込みます

4、6秒かけて息を吸い込んだら今度は2秒ほど息を止めます

5、2秒間経ったら今度は8秒かけて息をすべて肺から吐き出します

6、そのまま3~5を5回ほどくり返し、終わったら一旦脱力しリラックスします

 

まずは1から6までの順序を一通り見て、把握したら実際におこなってみましょう。

 

慣れるまで少しとまどうかもしれませんが、慣れてくると身体がリラックスを感じるのがわかるでしょう。

 

この呼吸法のポイントは、息を6秒かけて吸い込んだ後に2秒間息を止める部分です。

 

なぜ息を止めるのか?というと、わざと息を止めることで吸い込んだ酸素が全身に行きわたりやすくなり、細胞の活性化を促す作用があるからなんですね。

 

もし2秒間が苦しかったら1秒間でもかまいません。

 

「わざと息を止める」という動作が大切ですので、わずかな時間でも無理のない範囲で息をわざと止めるようにしましょう。

 

ちなみに、ここでは最初に座るという動作を示しましたが立ったままでも問題ありませんので。

 

自分がやりやすい方法でぜひ実践してみてくださいね。

 

終わりに

 

人は強いストレスを感じたり体調が悪いとき、自然と呼吸が浅く短くなっているものです。

 

普段から自分の呼吸に意識を向け、呼吸が浅く短くなっていないか?ときどきチェックするのが良いでしょう。

 

上手な呼吸を生活に取り入れることで生活の質も変化し、気分転換も図れるようになりますよ。

 

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