こんにちは。
家族問題解決専門カウンセラーの鈴木悦子です。
ひとつ質問ですが、家族内で「笑顔」できていますか?
心穏やかに、ニコニコと笑い合える、そんな毎日を過ごせていますか?
「笑顔」って周りを穏やかにして空気が温まるとても大切な表情なのですが、家族内で出来ていない人が多いようなイメージがあります。
今回は、ぜひおこなったほうが良い「笑顔」の効能についてお話していきますね。
笑顔が周りに与える影響とは
本来の「笑顔」というのは心の内側から滲み出てくるものであり、何もせずとも自然に出てくる表情なんですね。
それは心の内面が穏やかであったり気持ちに余裕があったり、毎日が自分なりに充実しているときに醸し出されるものです。
また、「笑顔」ひとつで周りに与える影響も変わり、雰囲気自体も良くなったりと良い効果が得られるものですよね。
一方、「笑顔」が少ない、もしくはほとんどない場合はどちらかというと雰囲気自体も重くなりがちで、その空気は周りの人にも伝播してしまい、笑顔がどんどんなくなっていってしまいます。
なにか心配事や不安なことがあったとき、誰かが笑顔で接してくれると、とても安心しますよね。
ただ笑顔で声掛けしてくれるだけでも気持ちは落ち着き、冷静になれたりします。
よっぽどむしゃくしゃしている人以外は笑顔を見て嫌な気持ちになる人はいませんし、なんだか気持ちがほっこりするものです。
笑顔が周りに与える影響って実はとても大きくて、知らず知らず人の気持ちを温めてくれるものなんですね。
笑顔が連鎖することの効能
普段はあまり笑顔って意識しませんよね。
お仕事柄サービス業であれば笑顔は大切ですけど、普段は意識しないことが大半ではないでしょうか。
でも、あえて笑顔について考えてみる、その効能を知っておくことで笑顔の大切さがわかると思います。
ここからは笑顔が周りに連鎖していくことの効能についてお話していきましょう。
夫婦げんか、家族げんかが少なくなる
家族が普段からムスっとしているよりも笑顔が多いほうが雰囲気が穏やかになり、家族内での居心地が良くなりますよね。
そして、笑顔が多いということはそれだけ心に余裕がある証拠ですので、夫婦げんかや家族げんかになってしまうことが少なくなります。
夫婦、家族といえども家庭内はひとつのコミュニティですので嫌な気分のときやなんだかイライラしてしまうときもあるでしょう。
ですが、必然的に笑顔が多いご家庭ほどけんかの頻度は下がり、相手を思いやる気持ちになる傾向が強いようです。
夫婦げんかや家族げんかで嫌な気分にならないためにも、普段から心穏やかに笑顔でいることは大切ですね。
免疫力がアップする
普段から笑顔でいる人は普段ムスっとしている人よりも免疫力が高い傾向にあります。
これは笑顔でいること、心穏やかでいることで細胞が活性化し、身体の回復機能が高まるためなんですね。
人間には「ナチュラル・キラー細胞」というものがあります。
「ナチュラル・キラー細胞」はがん細胞の抑制や消去に深く関わっている細胞であり、これが活性化することでがん細胞を消滅に追いやります。
また、笑顔でいることや笑っていることで心自体も潤いますので、ネガティブな感情が寄り付かなくなるんですね。
ネガティブな感情は身体に悪影響を及ぼし病気などにつながりますので、笑顔で心を潤しておくことはとても大切です。
成長期の子どもの自信や安心感が育まれる
小さな子ども、特に成長期(0才~3才くらいまで)の子どもは純粋であり、まっさらなスポンジのように様々なことを吸収していきます。
特に親の感情には敏感であり、お母さんやお父さんが悲しいと自分も悲しくなり、お父さんやお母さんがイライラしていると精神が不安定になっていきます。
ですが、逆に温かな笑顔や笑い顔がそこにあると小さな子どもは強い安心感を感じ、それにより大きな自信にもつながり、大人として成長したとき自信を勇気に変換し、力強く生きていく素養が身についていくんですね。
小さな子どもの頃に安心感による自信が欠けていると、困難にぶつかったとき折れやすく、立ち直れないなど精神のバランスが悪くなります。
家族内で笑顔でいることは、子どもの成長にも大きな影響を与えているんですね。
家族内でのけんかが無くなり、自分の免疫力も上がり、子どもの成長に大きな影響を与えるのであれば、笑顔を粗末にすることはできないのではないでしょうか。
終わりに
今回のテーマは「笑顔」でしたが、自分で思っているよりも実は大きな影響があることがお分かりいただけたと思います。
笑顔が苦手だな、という人は無理に笑顔にせずまずは口角を上げてみる、鏡でチェックしてみると良いでしょう。
あなたが思っているよりも、あなたの笑顔はとてもチャーミングで素敵ですから。
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