こんにちは。
家族問題解決専門カウンセラーの鈴木悦子です。
家族や親子で普段から一緒に生活していると些細なことがストレスとなり、気分が滅入ってしまうこと、ありませんか?
家族や親子は他人とは違い血が繋がっている分言いかたや態度が横柄であったり、お願いしたことが出来ていないなど、お互いを尊重する気持ちが薄れがちです。
せっかく家族や親子のため一生懸命動いていても、そこに感謝や尊重が無いのであればストレスは溜まる一方です。
ストレス問題を抱える家族や親子はかなり多く、どのご家庭でも同じようなストレスを抱えていることがわかります。
今回は、家族間や親子間で生み出されるストレス、その解消方法などについてお話していきますね。
遠慮が無いことがストレスの大きな要因
家族間や親子間ではそもそも遠慮することは少なく、特殊な家庭事情でない限りは言いたいことは言い、自分本位の態度を露わにしますよね。
これは他人と違い、パートナーという近親者だったり血縁だからこそのパフォーマンスと言えるかもしれません。
ですが物事には限度があり、いくら家族や親子といえど眼に余るような言動などされたら嫌な気分は増大し、腹が立ったりイライラが積み重なってしまいます。
これが赤の他人であれば態度や言いかたも一変し、家族や親子には見せないような言い回しや言動になるでしょう。
家族間や親子間での大きなストレス要因として、
遠慮が無い言動や態度
があげられます。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉がありますが、これは本当に良く表している言葉だなぁ、と思います。
親しい仲であってもそこにはある程度の礼儀や礼節がないと嫌な気分になりますし、やる気も起きなくなってしまいますよね。
態度や言動を変えてもらうべく相手を変えようとするのはとても胆力が必要とされ、相手が気づかない限り変わることはありません。
相手を変えるため努力するよりも、まずは自分のなかに溜まりに溜まったストレスを上手に解消したほうが結果的に気持ちが楽になっていきます。
ここからはおすすめのストレス解消法をご紹介していきますね。
家族間や親子間での有効なストレス解消法
上手にストレスを解消することは気持ちや心の安らぎにつながります。
また、自分なりのストレス解消法を持っておくことで家族間や親子間以外のストレスも解消させることができますので。
では、おすすめのストレス解消法をお伝えしますね。
筋弛緩法でストレス解消
「筋弛緩法」という身体を使ったストレス解消法があります。
これは「脱感作」とも呼ばれるもので、嫌な感覚から抜け出すことも目的としています。
実践方法はとても簡単でして、
1、両足を肩幅くらいに広げて立つ
2、両手を思い切りギュー!っと握り、身体全体にグ!っと思い切り力を入れ5秒くらいそのまま力を入れ続ける
3、5秒経ったら全身の力を一気に抜き、5秒ほどダランと身体全体を弛緩させる
4、2と3を交互に5回ほどくり返し、終わったら伸び屈伸などして感覚を元に戻す
となっています。
手を握りながら身体全体に思い切り力を入れる、力を抜く、をくり返していくだけです。
この方法であれば時間もそれほどかからず場所もあまり限定されないため、空き時間にもできますよね。
すべてではありませんが、家族間や親子間で起こるストレスの多くは怒りやイライラといった感情と言えるでしょう。
思い切り力を入れる、力を抜くをくり返すことで怒りやイライラの解放になり、ちょっとした運動効果もあり身体も気分もスッキリします。
ぜひ、簡単であり効果的な「筋弛緩法」をおこない、ストレスを溜めない毎日を過ごして欲しいな、と思います。
終わりに
ストレスというのは目に見えないので自分ではわかりづらく、気がついたら抜け毛や腰の痛み、胃潰瘍などが起こるかもしれません。
ですが、適度なストレス解消法を知っているだけでも気分は軽くなり、怒りやイライラを鎮めることができます。
毎日の生活に潤いを注ぐ意味でも、ぜひ活用してみてくださいね。
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